自治体情報発信セミナー「伝える」から「伝わる」への様子を連載でお届けします。
今年は大阪・東京・福岡の3会場でリアル開催!
コロナ禍を経てリアル開催が帰ってきました。
この連続セミナーは、3部制の半日セミナーです。
- 第1部:講演「基礎から学ぶ!公務員の伝わる広報のルール」佐久間智之氏
- 第2部:トークセッション
「愛媛県内子町 兵頭さんに聞く!広報紙を作る意味」ゲスト:兵頭裕次氏 聞き手:佐久間智之氏 - 第3部:質問に回答
今回は、6/9 福岡開催 第2部の様子を中心にレポートします。
セミナー概要はこちら
■ 福岡会場のゲストは、愛媛県内子町 兵頭 裕次 氏
内子町の広報紙は全国広報コンクールでは2018年、2019年と内閣総理大臣賞受賞。2015年から特選4回を含む8年連続入選する、広報業界のエース自治体です。
そんな自治体の広報担当に2013年から所属されてきた兵頭さんには、広報紙の本質について伺いました。
ふるさとの香りのする広報紙を目指してきた「広報 UCHIKO」。一貫して住民を塊ではなくひとりひとりとして考える姿勢に会場は温かい気持ちになり、明日から明るい気持ちで広報業務に従事できるという声もいただきました。
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第2部の全貌は、ぜひアーカイブでご覧ください。お申し込みいただくと当日の資料もDLできます。
▲ とにかく写真が素敵な印象。住民の方に快く協力いただき良い写真が撮れる秘訣を伺いました。「手を繋いで!」と声をかけたり、撮影して終わりという撮ることが目的にならないようなスタンスを聞き、みなさん納得の様子でした。
▲ 写真だけでなく、言葉がしっかり伝わるために、長年培ってきた書体選定も包み隠さず大公開!
▲ UDフォントを使っていない!理由も、やはり住民を思ってのことでした。
「広報うちこ」を長年愛してくださる方と配慮が必要な方両方にしっかり読んでもらうために、配慮が必要な方には、UDフォントだけでなく音声読み上げでも読めるカタポケで配信した方が全体最適化になるという、納得感のある解説をいただきました。
▲ インスタも素敵な内子町。佐久間さんのお話にも登場したメディアミックスを実現されている好事例。デジタルの広報紙から配信を開始して、紙の存在を知ってもらうように組み立てられている戦略的なお話も。
第2部の全貌は、ぜひアーカイブでご覧ください。お申し込みいただくと当日の資料もDLできます。
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■ 交流会を実施
コロナ禍は、オンラインでのコミュニケーションだったこともあり、自治体同士で悩みを相談したり、トレンドを共有する場がなかったため、リアル開催の本セミナーでは、受講者の皆様同士で名刺交換から、広報紙を片手に語らう交流会は大盛り上がりとなりました。
いかがでしたでしょうか?
兵頭さんは、一貫して住民ひとりひとりに対する活動を広報と捉えており、その考えは先代の広報担当者から脈々と受け継がれてきたとのことです。自治体は異動を避けて通れない組織です。その中で、広報うちこのブランディングが引き継がれてきたからこそ、どのように引き継ぐべきかもお話いただきました。
今後も内子町に目が離せません。
大阪、東京会場の様子のレポも合わせてご覧ください。
● 大阪会場(5/12) レポートはこちら ●
● 東京会場( 6/9) レポートはこちら ●